ブエノスアイレスにて

ここブエノスに着いてもう2週間、たらたらと滞在していました。
5月25日は独立記念日なのですが、今年は独立200周年ということもあり盛大な催し物が5日間に渡り中心地で行われました。
我が国日本も着物姿で盆踊りという形で練り歩いてました。
ライブに各国のパレード、各地の出し物と、とにかく非常に賑やかで楽しかったです。
ゴールしてから10日ほどの休息後、4月始めにウシュアイアを出て東海岸を北上。やはりしばらくの間パタゴニアの爆風に翻弄されていました。風を真横に受け、トレーラーとすれ違う時はとてもおそろしく生きたここちがしませんでした。
さえぎる物が全くなく走行中は勿論、キャンプ地を探すのもなかなか見つけられず結構大変でした。
それでもこの不毛の大地の頭上に広がる星空を見上げているとまた明日も頑張るぞ!という気にさせるようなパワーをもらっていました。(なにげに-5度以下まで下がるので寒いですが。)
ウシュアイアから1500キロ以上北上し、自然保護区域にもなっているバルデス半島近くまでくると緑豊かな大地に変化していき、風の影響も減って楽になりました。ここまで来るとパタゴニアともともお別れといった感じです。
農村地帯に入ると木々は落葉し、大型機械による小麦の収穫に追われている風景をよく見かけました。
雪が降る事はないでしょうが秋も終わりかけている様装です。
バイア.ブランカまで来ると車が増えてきたので3号線を避けて州道へ。
どこまでも放牧、穀物地帯が続きのどかな風景を眺めながらブエノスへ。
ブエノス.アイレスの中心地まで60キロ圏内に入るともう街中。詳しい市街地図を持っていない私はいったいどこを走っているのか良く分からず何度も何度も すれ違う人々に道を聞きながら5時間以上かかって何とか目的の日本人宿に着きました。
2週間もの間だらだらと過ごしてしまった為に、明日の出発はとっても気持ちが重いのですが、気持ちを切り替えて行くしかないですね。
とりあえずイグアスの滝目指して北上します。

チャルテンの後ろにそびえるフィツロイ

壮大なるペリトモレノ氷河

風の大地パタゴニア

ルート3の終着点

皆、国は違えど・・・