ヒロの旅は続く

我々の仲間 ヒロが、2008年5月18日、日本を後に、薫風の空を一路北アメリカへ旅立った。
降り立ったアラスカ・アンカレッジより北へ向けて旅を始め、北極海沿岸の町ブルドーベイに到達、その後、反転して、南下、2年足らずの時をかけ、2010年3月29日、ついに南アメリカ大陸最南端の都市ウシュアイアに到達した。
サイクルコンピューターは、アンカレッジからウシュアイアまで走った距離33,930kmを示していた。
私、管理人ジャンゴの彼に対して初めて持った印象は、何と寡黙な、今の時代には、なかなかお目に掛かる事のできない御仁であると・・・、まるで野武士のような人であると・・・。
グローバリゼーションが進み、世界を行き交う日本人、日本を訪れる外国人が増える昨今。この旅の途中、彼と出会う人々は、彼に日本人としての誇り高き魂と感性を見い出したであろう。
帰国したヒロにとっての旅は、これからも、永遠に続くのであろう。

(ジャンゴ記者)

ヒロ



ヒロが辿った旅の軌跡

 

総走行距離33,930km