ワラスにて

御無沙汰しています。
ジャンゴ氏の追跡調査はすごいですね。
正しく、私が針道駆楽部のホームページを拝見しています。
画像の送り方が良く分かっていないため、何も送らずにいました。本当に申し訳ありません。
とりあえず何事もなく旅を続けさせて頂いております。
さて、私は今、ペルーのワラスに1週間ほど滞在中です。
ここワラスはアンデス山脈の懐にあり、6000m以上の峰が40座もあります。
ここにたどり着くまでの約200kmはかなり大変でした。
海岸沿いの街、チンボテから35km南下したところで左に折れ、標高0mから40km進んで500m。
ここまでは追い風にも乗り、快適でした。しかしこの先です。
モロの村からダートが始まり、80km先の頂上まで2日掛かりました。初めはまだ余裕があったダート走行も次第にコーナーごとに深砂にはまって押しの連続。60kgオーバーのチャリが重くのしかかってきていました。
どこまでも続く九尾れの坂道はほとんど車も通らず、気分的には楽だけど、なかなか次の村に入れず焦りもありました。
ダート走行2日目の夕方近く、とうとう名も無い峠の頂に到達。
高度4300mから目の前に広がる雲1つないブランカ山群はここを 走り抜いたご褒美のようでした。
寒さではなく、感動から来る震えは本当に凄い景色の一言です。
そして先週木曜から日曜までの4日間、トレイルを遂行しました。
目の前に迫る氷河を抱いた山々、氷河から流れてきた美しい湖や川は息を呑むほど美しい。
全く贅沢な事ばかりさせてもらい、皆さんに申し訳ないくらいです。
皆さんも素敵な自転車ライフを送ってほしいです。