塩原温泉H.C.

ジンギスカップ、いわきクリテとサイクルイベント目白押しの今日、私BIRDはお忍びで、単身「第5回スポニチ塩原温泉ヒルクライムJCRC第8戦」に参加してまいりました。
昨夜西那須野市内に宿泊し、万全の体制でレースに臨みましたが、朝起きると路面が濡れており、いやな予感。

とりあえず会場へ向かいました。
駐車場に車を置き、受付を済ませて「さあ、アップだ!」と車を見ると、ローラー台がない。家に忘れてしまったようです。
出鼻をくじかれてテンションも低下。しかし気を取り直してコースを実走しました。
小雨が降る中、なんとかアップらしきものが完了。いよいよスタート地点へ集合です。
グループ別に集合していると、どこかで見慣れた顔が。前に一度ツーリングでご一緒した、浪江のoto3氏です。
同じグループからの出走で、心強い見方ができました。
さあ、いよいよピストルが鳴りスタート!!
先ずは塩原温泉街までのアップダウンを含んだダラダラ登りです。
初参加者ばかりのXクラス。しかしJCRCに挑むだけあって、皆かなりのペースで進んでいきます。
連続するカーブや小さなアップダウンのおかげで、集団も中切れ。
地力のあるoto3氏はダッシュをかけてその前に追い付くも、私は一杯一杯で結局追い付けず。
平地をまだ1/3残した状態で単独走行という、最悪の事態に陥ってしまいました。
10km以上を進み、曲がり角を曲がっていよいよ本格登りに突入。しかしこの時点で、私にはもう余力がありません。
約8kmの登り道は、スカイバレーに良く似たかなりの急勾配。絶望的な気持ちで、登りにかかりました。
とにかくこらえて、一定のペースで登り続けることだけを考えました。
登りの中盤になると身体も多少楽になり、ほんの少しペースアップを図ったりして。
それでも最後の3kmはひどくつらく、「早くこの苦しみから解放されたい」などと、逃げ腰なことまで考えてしまいました。
苦しみの中のゴール。
ゴール地点は広場でもなんでもなく、ただの道の途中でした…。
少し下山して「箱の森」という公園で、リザルト発表&表彰式。
なんとoto3氏はカテゴリー3位に見事入賞!!素晴らしい走りっぷりでした。
私は32人中13位。しかしタイムはとても納得のいくものではありませんでした。
そのほかでは、ただひとり郡山S.F.から参加したO関さんという方も、別のカテゴリーで2位入賞。
2人の表彰姿を撮影しながら、自分の力のなさが少し悲しくも感じられました。
しかし何はともあれ、まずはJCRCに参加できたということで、春先の登録も無駄にならずに済みました。
懲りずにまた次の参戦機会を探したいと思います。
以上、たった一人のヒルクライムレポートでした。

(BIRD記者)