予想外のプチ・ツーリング

度々のレポート書き込みで失礼致します。
休み明け平日初日である月曜日の今日、少数精鋭5名の参加者にて、プチ・ツーリングに行ってきました。
もともとは、数日前にジーコ君からとお誘いがあったもので、「月曜日、マスターJOEさんと一緒に走るから、どう?」ということでした。
ここ針道は昨日は消防の検閲で、我が班はその後恒例の研修(なんの?)旅行でした。
私は仕事の都合で参加できず、ジャンゴ氏やキクリン氏(退団のためご招待)が酒池肉林の楽しい旅行に出掛けるのを、指をくわえて見送るばかり。
そこに最高のタイミングでのお誘いです。全てをかなぐり捨てて参加表明したのでした。
集合場所へ行ってみると、しばらく待ってジーコ君と共に登場したのはビアンキ・サトー氏!午後から休みを取ってしまったとのことでした。
旅の道連れも増えたと喜んでいると、今度はなんとキクリン氏が下から重そうに登ってくるではありませんか!
我々と一緒に走るために、旅行から早朝戻ってきたそうです。すごい執念…。
一気に賑やかになったメンバーは、一路マスターJOE氏の待つ船引方面へ。
するとなぜか前方から2台の自転車の影が。JOE氏と共に、久々のK.R.Tキャプテンの登場です!
キャプテン氏は昼休みを利用してのトレーニングの最中、偶然JOE氏に会ったようで、この後の仕事のため、途中で分かれました。あ~ビックリ。
さて、豪華メンバーでいよいよ出発。今回はJOE氏のプロデュースで、「田村のラルプ・デュエズ」を登るというコースです。
船引から磐越東線沿いを大越まで走り、ここから一転山道へ。小さな丘を1つ越えると、前方の斜面に九十九折の坂道が現れます。どこまでも続くガードレールに、一同「おおっ」と感嘆の声。
ものすごい急斜面ではないものの、ダラダラと続く坂道は、確実に脚に効いてきます。
特に、今日が初走行のJOE氏にとっては、かなり苦痛の登りだったようです。
それでもなんとか全員登頂。ここからは一気に下って、どこまでも続くストレートロードをひたすらに突き進みます。
この登りの途中からは景色が大変に良く、新緑の時季に訪れたらどれほど美しいだろう、と思わせる山々に囲まれています。

早くも来年のツーリング候補地に上がっていました。(ちゃんと迂回路もあるから安心だよ~。)
ハイスピードで下り終わると、そこは川内村。初めて足を踏み入れました。
なんでもここに小洒落たカフェがあるというので、迷わずティータイムと洒落こみます。
店内はオールウッディな造りで、窓から差し込む午後の光がなんとも良い雰囲気です。ケーキやコーヒーもとてもおいしく、野郎5人で素敵なひと時を過ごすことができました。
マジ、おすすめです!
心も腹も満たされて、あとはまっすぐ帰り道。
R399を北上して都路に出て、ここからはR288に乗って船引まで。7%のストレート登りや多少のアップダウンに苦しめられながらも、無事船引に到着しました。
マスターJOE氏とはここでお別れ。あとは走り慣れた道を帰るのみ。のはずだったのですが、実走3日目の私の足は途中で完全に電池切れ。
走行距離100kmをこえても衰えぬジーコ君とビアンキ氏のニューバイクコンビと、酒が抜けて燃える男に変身したキクリン氏の走りについていけず、下田の道の駅あたりからは完全に一人旅。3人にお別れもできないままのゴールとなってしまったのでした。
なんとも情けない…。
そんなこんなで底抜けに楽しかったプチ・ツーリング。
誘ってくれたジーコ君、平日にもかかわらずお付き合いいただいたビアンキ氏、キクリン氏、そして最高のコースをプロデュースしてくれたマスターJOE氏に、心より感謝します。
個人的には最後がちょっといただけなかったけど、それでも3日目で109kmの走行は大満足。自分的には思ったよりかなり走れた、という感覚でした。
風光明媚な名コース。次回は皆さんも是非ご一緒に。

(BIRD記者)