メンドサにて

今年もよろしくお願いいたします。
ただいま、アルゼンチンのメンドサに来ておりここで新年を明かしました。
ここメンドサは杜の都、仙台に似ており街路樹が続き、街の中はおしゃれなレストラン、カフェが所々にあり、とってもよい雰囲気です。
ワインの産地でもあるのでそんなところでは多くの人がおしゃべりしながら飲んでいる姿を見ます。
そんな中での年明けカウントダウンを期待したのですが、中心部の公園行ってガックリ、何人かが適当に爆竹を鳴らしている程度でした。
ボロいホテルに戻りビール飲んで寝てしまいました。
さて、これまでの経過を軽く書きます。
7月初めにパナマからコロンビアのカルタヘナへボロく小さなペラ機で飛び、エクアドル、ペルーとダイレクトに南下しました。リマへは行かずにワラスへ向かい、4ヶ月一緒に走った彼と別れまた1人旅に。
2000m~4000mの峠を何ども乗り越えクスコへ。
マチュピチュへは、レールウェイをひたすら歩いた末に向かいの山から眺めただけでした。
あまり遺跡に興味を持たないため(メキシコのティオティワカンでそうだった)ここからでも見ることが出来て充分でした。
ボリビアのラ·パスではワイナポトシ山(6088m)に1泊2日で登リ、夜中からの頭痛との戦いで途中リタイアを覚悟しながら、なんとか登頂しました。エクアドルのコトパクシでも高山病に掛かりながらも頂点に立てただけで感動がウェーブとなって押し寄せてきてました。
知り合いのいるスクレを経由し、ウユニへ。南米に行ったら是非とも走りたかった念願の場所でした。
世界一広いウユニ塩湖に入り込むと果てしない滑走路を走っているようだった。
しまった路面はとても走り易く鳥になった気分!
しかし、一度湖から出てダートに入ると酷い深砂となりとても走りにくく何ども押しが入る。
特に宝石の道都呼ばれるルートは南米でも屈指の悪路、一日中高度4500mオーバーの砂地を押して進んだ日もありました。
ここにはさまざまな色の湖があり、そしてワイルドな温泉があり高高度での入浴は不思議な気分!
ここからチリに抜けまたひたすら南下。しかしまた山へ行きたくなりチリーアルゼンチンの峠越えとしては最高高度であろうアグア·ネグロ峠(4780m)を一気に乗り越えアルゼンチンへ。
アラスカをスタートし、ここまで28000km。最南端の町であるウシュアイアまで残り約4000km。
佳境に来てますがまだまだと思って行くつもりです。

ワイナポトシ頂点にて

ウユニにて

ラグナ・コロラダ

ラグナ・サラダに注ぐ温泉

パソ・アグア・ネグロ