スカイバレー凸凹珍道中

カイバレーヒルクライムに参戦いたしました。
今回針道駆楽部としてのエントリーは3人。
トルシエ氏、RUN氏、そして私。
完全なる練習不足で、満足のいくタイムや順位が望めないと思った私は、kou君に車載カメラを借りてトルシエ氏を後ろから撮影し、初のリアルレース映像をお届けすることを最大の目的としてレースに臨んだのでした。
スタート直後の平坦区間は順調に進み、いよいよ登りが始まるというところで、わざとカメラに入るような大きな声で、「さあ、ここからだ!」と叫んだそのときでした。
「ガッシャーン!!」という音がして、カメラが落下してしまったのです。
あわてて道端に自転車を置き、後ろに走って自転車の合間を縫いながらカメラを拾い、カチカチとクリートを鳴らしてまた戻り、自転車にまたがり再スタートしました。
しかし、これ以上は撮影もできず、タイムも大幅にロスし、私のやる気は、ここで完全に費えてしまったのでした。
あとはただただ苦しみの登り道中。
カイバレーならではのきつい坂道が、脚にこたえます。
途中kou、Siemen、ぶっぷ、キクリンのMTB応援部隊にカメラを手渡し、ひたすらゴールに向かいました。
結果トルシエ氏にも追い付けず、タイムもなんということもなく、不完全燃焼のままで、今年のヒルクライムは幕を閉じたのでした。
帰りにはMTB部隊4人が練習に行った「南が丘牧場」へ回り、練習の様子を見させてもらったあと、キクリン氏と帰りました。
磐梯山がドーンと見える、素晴らしいロケーションの牧場でした。

(BIRD記者)