第6回まどかちゃんカップ

6月12日、山形県川西ダリア園を舞台に開催された「まどかカップ」に参加してきました。
3時間耐久のビギナーにエントリーし、なんと優勝してしまうという自分でも「なんでーなんで駅コンマンなの~」と声を裏返らせてしまうぐらいの結果を出してしまいました。
しかし、レース内容はあまり納得のいくものではなかったものの、結果が全てと、今は素直に喜んでます。
あの息も絶え絶えの王滝から2週間、まだ喪があけない状態での今日のレース、でもなんか尺度というか「あの王滝を走ってきたんだから」という地獄からの生還者の意地を張りたいなと、地味な炎を心に燃やしながらレースに挑みました。
レースは正午にルマン方式で3時間の幕が上がったのですが、ここで不運のアクシデント発生!また落車、昨年のダリアカップに続くお約束の出来事が起こってしまったのです。幸いにもヘルメットがストリート系の若者がかぶるキャップのような角度に曲がっただけのファッショントラブルで済んだのですが、自分のおおよその順位が分からなくなり五里霧中的な走行を余儀なくされました。
なにせソロ・チームの混走なので、誰が敵なのかなんなのか抜かさせて良いものかどうなのか…。
でも、前述のとおり、やっぱりジープロードの突き上げ具合(ガレ具合)、下りの振動、どれを取ってもあの王滝の超ど級に比べればと言う思いが沸き起こってきて、なんか王滝に励まされながら走りきった気がします。
7時間、道路舗装に使う土を固める機械にロデオマシンの様に座っている状況から比べられたからこその結果なのかなと思ってます。
と気がつけば、まどかちゃんが蚊帳の外になってしまいましたが、今日のレースもしっかりオーガナイズドされており、参加者を十分に楽しませていました。
特筆すべきは、暑さ対策の(気温32℃)水道をめい一杯開けた、コース上に噴水の様に噴出させた簡易シャワー、選手に対するいたわりを感じるハートウォーミングな一場面が見られ、気持ち良くレースに集中することができたのは私だけではなかったはず。
やはり、どのレースにもそう言った心に残る出来事があれば、苦しくてもまた参加してみたいという気持ちになるんじゃないかと思います。
実況していた"ボス猿さん”が言っていた「MTBの底辺を広げるためにやっています」という言葉がまた参加しようと言う気持ちにさせるんでしょうね。
おわり
追伸、本日お付き合いいただいたマッチ選手、kou選手、コビー選手お世話様でした。またヨロシクです。

Bianchi-Sato記者)