第63回福島県総合体育大会 ①

はじめに
今回の県総体では自分の目標であった完走を達成でき、それは師Bianchi-Satoの教えによるところであり、この場を借りてBianchi師に御礼を申し上げます。ありがとうございました。
また力を与えてくれたチームメンバーの声援に感謝しています。
レポートを書くよう指名いただき、どのように書こうか思案しました。
考えれば考えるほど放送禁止用語連発で公開に耐えうるものではなくなるため、面白くもないですが真面目にレポートします。
マッチって誰だそいつ  と言う方も多いと思いますが、よろしくお願いします。
平成21年7月11日に開催された第63回福島県総合体育大会 自転車競技 個人ロードレースに参加してきました。
10.4km×7周(女子は3周?)72.4kmの長丁場。
針道駆楽部からの参加者は11名。Kaori、141、RUN、Apple-Shishido、Sukeyan、Orange-Yaroko、Kikurin、Pippo、Zico、Giant-Swallow(リザルトページの掲載順。敬称略)と俺。
ブヨ、蚊に悩まされながら(141さん、spesial thanks)準備し、アップを兼ねて試走へ。
「Max60km/h超の下り」と「小さくくだっては登り返す」をつないだ直線のみを折り返すコース。
試走中、終始Zicoが3人を引く。先のひたちなかに続き調子が良いのか?レース前、師に目標は大きく「Zicoに勝つ」と言ってしまった手前、早くも言い訳になる出来事が起きる事を願いはじめる。「シフトワイヤー切れないかな。。」
登りではもう一人の師RUNさんが言うまでもなく速い。足が一回り太くなったように見える。この人は俺がどうこうできるレベルではないのでスルー。
Giantは試走からキツそう。こいつには勝てるか?
スタート10分前。下腹部に動きあり。
急いで個室に駆け込むも派手にガスはでたが身は出口に遠い模様。だが近々来そうな予感。個室を出るとAppleさんが順番待ちをしていた。放出音が聞かれたか。。。。
スタート前、Pippoが高校生の視線を集める。サイズ合わせで切ったシートポストの端切れだけで俺のバイクが買えそうだ。。。
気の抜けたようなホーンでスタート。一周目は先導車付きのパレードラップ。しかし、パレードといいながらも速い。折り返してくる先頭集団はダンシングで加速していく。遅れまいと続く。一気に心拍が上がる。くだりも速い。集団のなかでは路面の凹とつを避けられず、激しい振動が下腹部に効く。ヤバイ、もよおしてきた。コンニチハ  がくるか。。。
誰かのドリンクボトルが飛ぶ。誰かが踏んだか⁉ドリンクがはじけ飛ぶ。Yarokoさんがアタック。集団の先頭付近まで出ていく。
こんな状況の一周目を終えた途端、先頭では早くも逃げ集団が出たようだ。自分に追える力があるわけもないので、RUNさんを視界にとらえながら第二集団を走行。隣のZicoと「危ないので前のほうにいたほうが楽かも」などと会話。
今回、鉄ゲタホイールを捨てDuraを投入(ajjieさん、買っちゃいました~。イイですねコレ~~)。
このホイールがよく回り、くだりでは黙っていても集団の先頭まで運んでくれる。が、四周目、この軽さがアダとなり集団から千切れてしまった。
四周目、まだまだ体は動く。下腹部も落ち着いた。先頭集団を視界にとらえるほど第二集団のペースも速いがついていけないほどではない。
ダウンヒルへ。バイクが走るままにまかせていたら集団の先頭に出てしまった。しかたなく引く。このまま先頭で折り返しヒルクライムへ。
隣の人が「(集団のスピードが)速いですね~」といいつつも、スピードを落とす気配なし。調子のよさからこのまま休むことなく登ると。。。急激に乳酸がたまり心拍も上がり呼吸が乱れる。ヤバイ。。この集団にいなければ。。引くんじゃなかったと後悔。。。
本部前まではなんとか我慢できたが死亡。トロ登りくだりで集団から千切れてしまった。。。
ここからは一人旅。
Zicoは俺よりも先に切れていたようだ。折り返しで一人で走っている姿が見えた。
続く

(マッチ記者)