2010蔵王ヒルクライム

今朝もケツは痛い…まだ3日しか経っていないのに、あの激闘ぶりが随分前の事に感じている俺の記憶をこの痛みが嫌でも呼び起こす。
ちなみに年代別カテゴリーで269人中136位という平凡な結果であったことを踏まえてこのリポートを読んでいただきたい。
真面目な文章なのだが何や突っ込み所満載である。
目覚めは良かった。
4時30分にアラームをセットしてはあったが4時にはベッドから這い出していたくらい気分は高揚していた。
ちょっと熱めのシャワーを浴びて体も目覚めさせる。
ブルガリのコロンを首から胸のあたりに撫で付けジャージに着替える。
バイクや荷物は夜には車に積んであるし準備OK出発だ。少し肌寒いが天気は良い。
蔵王に向けて走る車の中で朝食代わりのパワージェルを飲み干しカーステのボリュームを上げた。
流れてくるのはメタルゴッド、ジューダス・プリーストだ!
前奏曲ヘリオンからエレクトリックアイに続く劇的な流れは高揚感に溢れ、やる気を引き出してくれる(勝負曲なのだろう) https://youtu.be/DUCRFMZ-hiY
俺にしては早い会場入りで早速準備に取り掛かる。
まだまだスタートまで1時間以上有るのにもう凄い人だ!様々なバイクに様々なジャージ…(いかん、みんな速そうやん)ちょっと雰囲気に呑まれかかったところで仲間(顔見知り)を探す。しかし見つからない。
開会式が始まる。
色んなお偉方の挨拶が続く。『第753回…』などとボケる訳も無く挨拶は滞りなく進み、スタートの時を迎えた。
俺は羽織っていたマビックイエローのヘリウムジャケットを脱いだ。

当然、中はパンダーニのデスビーチのパンクジャージに足下はマビック・ゼリウムアルティメイト…完璧だ。
パーフェクトだ!周りを囲むまったくイケてない冴えない奴らに最高のドヤ顔で見渡す。
(見したったわ!ボケッ!)と非紳士的な言葉を呟きクリートにシューズをカチリとはめる。年代別にちょっと時間を開けてスタートしているようだ。
端の方に少しズレて並んだ。すぐ脇にいた大会スタッフの若い女性と目が合って軽く挨拶、『頑張って下さい』…『君の為にね!』などとイタリアン・ジョーク…さあ~気分が乗ったところでスタートだ!!…続く

ピッポ記者)